体験談

理由があったとしても借金はするべきではない

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普通の返済は諦めて下さい
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私は十数年前、借金をしました。

いまよりもっと消費者金融のCMが多く、若い女の人が「簡単即日融資」と笑顔でテレビで勧誘していたころの話です。

二十代後半に差し掛かり、結婚してしばらく経過し、妻の妊娠がわかりました。

そのころは幸せいっぱいで、暗い未来など想像もできませんでした。

妻が妊娠6ヶ月を迎えたころ、私の母親が倒れました。

脳溢血でした。

命に別状はありませんでしたが、意識が戻るまでに時間がかかり、後遺症が残ってしまいました。

理由があったとしても借金はするべきではない02

父親は既に他界していたため、母の入院費を私が負担することになりました。

最初に入院した病院からリハビリ専門の病院に移ることになり、まずは入院費用を支払わなければいけませんでした。

そのタイミングで子供が産まれました。

早産でした。

母親の入院費、妻の出産費用。

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もちろん貯金はありましたが、遠方で結婚していたので見舞いの交通費や治療費の負担などでかなりお金を使っていたので妻の出産費用を全額捻出することができませんでした。

今では出産一時金直接支払制度というものがあるので、手持ちのお金がなくても不安なく出産に備えることが出来ます。

少し前まではそうではなかったのです。

すぐに返せばいい、頑張れば数ヶ月で返せる。

そう思って消費者金融に借金の申し込みをしました。

最初は30万でした。

毎月きちんと返済していました。

数ヶ月後、消費者金融から電話がありました。

「お客様、今ならば融資限度額を50万まで増額できますよ」と。

これ以上借金を増やすつもりはなかったのですが、軽い気持ちで「じゃあお願いします」と答えました。

そうして私は、何かお金を使わなければいけない状況に陥ると、消費者金融のATMからお金を引き出すようになりました。

銀行のATMのように簡単にお金を引き出すことが出来るのです。

とても簡単でした。

そこから何社も申し込みをして気付いたときには合計5社から300万円も借金していました。

最初に借りた消費者金融は最終的に100万まで融資額を増額されました。

クレジットカードを使うことにも躊躇が無くなり、欲しいものはカードで買えばいい、後で返せばいい、と軽く考えていました。

しかしここまで借りてしまうと毎月の返済額は10万まで膨れ上がり、給料だけでは生活できず、深夜残業と妻に偽りアルバイトをしていました。

浮気を疑った妻が離婚を切り出し、そこでようやく妻に白状しました。

離婚されても仕方が無い、と腹をくくりました。

妻は「一緒に返せばなんとかなる」と言ってくれました。

色々と調べてくれた妻が債務整理のことを教えてくれましたので、専門家に相談することになりました。

結果、過払い金返還請求で一番額が大きかった借金はもう返済する必要はなく、他の数社も10万前後の返済で済むという事でした。

最大300万円だった借金が、数十万にまで減り、1年も経たずに借金生活が終わりました。

出産費用が足りなかったとき、なぜ妻の両親に相談しなかったのか。

頭を下げたくなかった。小さな男だったのです。

妻には相当な負担をかけてしまいました。

妻の両親にも全て話した上で、麻痺の残ってしまった母親を引き取ることに賛成してもらいました。

借金に手を出すことはとても簡単です。

しかし消費者金融やカード会社は善意でお金を貸しているわけではありません。

儲けが出ない商売などありえないのです。

いくら返済しても元金は少しずつしか減らず、利息分を多く支払うことになります。

どんな理由があろうと、消費者金融で借金をする前に、返済計画もよく考えて融資増額はしないようにしてください。

失敗してしまった私が言っても説得力はありませんが、今苦しんでいる方がいるのなら、専門家に一度相談してみてください。

未来がひらけるかもしれません。

これから借金をしようと思っている方、よく考えてください。

私のようになってしまうかもしれません。

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