体験談

熟年女性の借金にまつわる話

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これは、私の兄夫婦にまつわる話です。兄には60歳になる妻がいます。この妻を仮にA子とします。A子は専業主婦です。高校を卒業したA子は、すぐに兄と結婚し家庭に入りました。そのため、A子は社会に出て働いた経験が一度もありません。高校を出てからずっと専業主婦だったA子は何年も平凡な毎日を送っていました。代わり映えのしない日常生活に、物足りなさを覚えていたことでしょう。もともと社交的な性格のA子は淡々とした生活を充実させるため、かねてから興味のあった日本舞踊を始めようと考えました。

熟年女性の借金にまつわる話02

このときA子は56歳でした。知人から近所にあった日本舞踊教室を紹介され、A子はその教室に入会しました。最初は慣れない動きの連続で、初心者のA子にとっては難しいと感じることばかりでした。しかし、講師と一緒に稽古を重ねていくうちに動作の基礎が少しずつ理解できるようになり、美しい姿勢や綺麗な所作が自然と身に付いていきました。しばらくすると教室での友人ができました。友人の大半は40代や50代の中年女性でした。次第にA子は教室の友人を食事に誘うようになりました。見栄を張りたいのか、食事代はすべてA子が奢っていました。また、友人を連れてアクセサリーや洋服を買いに行くようにもなりました。初めのうちは貯金から支払っていましたが、貯金が無くなるのにそれほど時間を要しませんでした。見栄っ張りな行動はこれだけにとどまらず、車を頻繁に乗り換え始めました。すでに貯金は底をつき、借金がある状態でした。お金は親族や知人から借りていました。食事、アクセサリー、洋服、車などで借金は膨らみ続け、気がつけば300万円になっていました。イソップ童話「アリとキリギリス」で例えるなら、A子は完全にキリギリスタイプでした。

私は、童話「アリとキリギリス」の教訓について、改めて考え直してみました。人生には、色々な生き方がある、ということを前提とし、思慮に思慮を重ねました。真面目に働き、細く長い人生を歩んでいこう、という地道な生き方と、楽しい毎日を過ごして、太く短い人生を歩んでいこう、という快楽を追求した生き方があると思います。どちらが善でどちらが悪なのかは分かりません。どちらが人生の正解で、どちらが人生の不正解なのかも答えられません。ただ、A子に関しては、虚栄の果てに借金をしてでも、周囲から良く見られたい人生だったのではないでしょうか。私が、日本舞踊教室に通い始めたころからのA子の生活態度を観察していたとき、A子は見栄っ張りの浪費家で、家族や周囲の迷惑など顧みず、2、3年の間に300万円もの借金をしている酷い女だ、という第一印象を抱きました。しかし、これは私が重視している、借金などしないで真面目に働き、無駄遣いはせず倹約しなければならない、という価値観から見た印象になると思いました。人それぞれに違った生き方があるように、物事の捉え方や価値観にも違いがあります。私がA子の第一印象を受けてから数年経ったころには、むしろ私には真似できないA子の借金できる才能とでも言いますか、何か、ある種の羨ましさ、さえ沸き起こってきました。決して、A子の生き方を賞賛するつもりはありません。ただ、自分と違うものを悪と決め付けてしまわず、彼女には彼女の生き方や価値観があり、そこに私のポリシーを踏み込ませることはできないと思いました。

A子の借金の始末なのですが、結局、A子の夫が、つまり私の兄が遠い親族から宅地に転用できる田畑を譲り受けていたので、その土地を売ったお金で、全額を返済したそうです。また、私の兄も、どうやら不倫をしていたらしく、夫婦そろって非があるため、兄がA子の借金を肩代わりすることで、お互いすべて水に流し、別れることなく今でも円満に結婚生活を送っています。

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