借金返済は「ひとり」じゃカンタンに解決しません。

凄腕の弁護士に訊く!

必要な知識

借金で夜逃げしても意味のない理由とは?

投稿日:

普通の返済は諦めて下さい
>借金が5分の1以下になった裏ワザ<
知らないだけで大損しています!

家庭内暴力、ストーカー、凶悪な詐欺事件などで、命の危機から逃れたいと思っている方はいないでしょうか?

もしくは多額の借金の苦しみから、早く債権者から逃れたいという方もいらっしゃらないでしょうか?

家庭内暴力などが理由で夜逃げするのはまだ仕方がありません。

借金絡みでそんなことをするということは、リスクを承知で生活する、つまりは貧乏な生活を送るようなことになってしまいます。身元を隠しながら生活をしているのですから、なおさら生活面でもかなり大変ですね。

そんな難しい事情で逃げ出そうと考える方への警告文として、最後までこの記事をお読みください。

 

夜逃げの正しい使い方

夜逃げする理由は、被害者が命の危機から緊急非難をすることと、背負ってしまった多重債務から逃げ出すことの二つがあります。

前者は家庭内暴力、ストーカー、近所の嫌がらせなどに巻き込まれてしまった場合の緊急避難として行われる手段です。特に女性はこのようなことに巻き込まれることが少なくはなく、例外でもなければ加害者に抵抗することは容易ではありません。

 

ただし家庭内暴力の場合、ほとんどの場合は離婚をしていません。そのため住民票や住所など、自分に関係する物を管理しておかないと、また同じことが繰り返されてしまいます。

また、ストーカーから一時的に逃れたとしても奴らは執着心だけは立派なので、いつその人の身に迫ってくるかわかりません。

 

つまり、何らかの対策をしていなければ、また命を狙われるかもしれません。警察に今の現状を相談し、加害者を刑務所に突き放してやりましょう。

 

 

夜逃げがいけない理由

6ca2965a1069c4e76cac0883365fccef_s

 

しかし、後者の借金事情で夜逃げすることは訳が違います。誰にも知られないように暮らすということは、かなり厳しい生活になりかねません。

債権者側と一度借金の契約を結んでいるですから、転出届を出すわけにはいきません。定職に付くことはかなり難しいため、職種はどうあれ日雇いで働くほかにないです。しかし雇ってくれるとは限らず、仮に働けたとしても月給は約10万円と少ないです。

こんな状態で生活費を工面しなければならず、貧しい生活を送らなければなりません。逃亡生活はとてもではないが簡単なことではありません。

 

また、保険に加入ができなくなり、病院を利用することができなくなります。万が一、借金から逃れるための生活中に病気やケガなどで働くことが難しい場合、生活費を支払えなくなってしまいます。

もし重い病気にかかった場合は誰も助ける手を差し伸べてくれません。そんな過酷な環境で生活なんてできますか?

 

夜逃げで失う物もある

先ほど話した通り、借金で夜逃げをするということはハイリスクなことです。多額な借金から逃れるために生活できる保障は一切ないですが、それだけではありません。

 

一度夜逃げをするということは、人間関係を捨てることと同じ行為です。友人や家族など、あなたの身近な人間との連絡が取れなくなってしまう、つまり借金返済に頼れる人がいなくなり、本当に孤独な人生を迎えてしまいます。

つまり、夜逃げをするということは、先ほど話した通り人並みの生活を送ることができなくなってしまいます。つまり、あなた自身の穴を掘ることを今から行うようなものです。

 

また、金融業者に居場所を知られないために今まで暮らしていた地元を捨てる羽目になります。時効援用を待つことが目的とは言え、思い入れのあった場所から離れることはとてもつらいことだと思います。

一度戻るにしても他の誰かが住んでいる可能性もあります。その可能性を考えた場合、住民票を置いてある場所に戻ることができなくなる場合もあります。

 

実際に自営業の友人が失敗して多額の借金を背負い、夜逃げを決行したせいで家族や財産を失ってしまいました。現在は連絡がつきませんが、それでも彼の現状が心配になってきます。

次の項目はその人が実際に起こして不幸のどん底に落ちた出来事です。あえて名前は伏せていますが、夜逃げがいかに損失しかないかを知っていただけたらと思い書きました。

 

夜逃げの友人

自分の友人は二十年以上前に会社を経営していました。たしか建築業だったな。企業名は・・・すっと昔だから覚えていない。

彼はバブルが弾けてしまったことで大きな損失を被ってしまい、資金繰りのために消費者金融や銀行などから莫大な借金を抱える羽目になってしまいました。たしか数千万円だったと思います。

1990年代のバブル崩壊とともに、ここから友人の一家の地獄の始まりでした。

あまりの借金返済のプレッシャーに耐えかねて友人は妻子と企業を残して家出、その後あいつは家族の前に姿を現しませんでした。

 

友人の失踪後、あいつの妻は後に多重債務で逃げていたことに絶望しました。置き土産が借金では誰でも堪ったものではありません。妻は「もうどうにもならないね」と夫への怒りを表す言葉と同時に、借金の返済に追い込まれている様子が見られました。

後日、友人の妻はうつ病を発症し、借金のプレッシャーに耐えかねて自ら命を絶ってしまいました。残された子供は親戚に引き取られました。その後もその家族のの方に容赦なく借金の取り立てがくるようになりました。

 

自分の知っている限りでは、友人が夜逃げしたというだけだ。しかし、夜逃げをしただけで家族はバラバラになり、その友人は二度と元の場所に戻ることはできなくなりました。

その時、何故自己破産をしなかったのか、何故目途を立てて倒産をしなかったのか、など友人に対して多くの疑問が出ました。しかし、当時は債務整理があまり広まっていなかった時代でした。

もし自己破産をしていれば家族はバラバラにならなかった上、今でも子供を養うことができた。もしかしたら初めから営業に絶望していたのかもしれません。

 

数年後に友人に会いました。友人は現在の生活と夜逃げで家族を捨てたことを嘆いていました、彼への配慮で夜逃げしたことはあまり言及しませんでした。それ以来、友人と会う機会がなくなりました。

・・・今はどこでなにをしているのかわかりません、いやこれ以上考えるのはやめておきましょう。

 

お金を貸す側も甘くはない

9a362af00cdbdff112fe8cea56b0f396_s

債権者側はもちろん借金のプロですので、住民票を見てあなたの住所を特定してきます。「こっそり逃げればいい」というあなたは甘いです。

転出届を提出しなければ身分証明書が受け取ることができないため、定職にありつけない、保険に入れないという悪影響があなたの身に起きてしまいます。

 

「5年間行方をくらませれば問題ない」と考えているあなたも考えは甘いです。確かに時効援用は5年立てば成立しますが、5年後に返ってきたとしても問答無用に取り立てを行ってきますので、成立する可能性はほとんどないでしょう。

(時効援用とは、借金の期限の意味である)

 

海外に逃げれば取り立ては来ることはありませんが、今度は国自体を捨てることになります。パスポートの履歴を債権者側に知られた際には、海外で生活をしていても督促状が届いてしまい、やはり借金から逃れることができなくなります。

つまり、時効援用を待っても消費者金融は見逃してくれるとは限りません。一度夜逃げをしてしまうともはや居場所や家族をなくしてしまい、人生が狂ってしまいます。

 

また闇金なんてのは、法外な利息をつけて借金を払わせる違法金融業者です。どんな時であろうと絶対に借りてはいけません・・・といいたいところですが、闇金業者は客の心の傷に漬け込んでお金を貸し付けます。

こいつらは消費者金融の皮を被っているため普通の人では気が付きにくく、最近は丁寧な対応で客の心をつかむという手口も行うため、非常に質の悪い無法者集団です。特に多重債務者、ブラックリストになった人が主なターゲットになっています。

 

一度闇金業者のカモになった人は、夜逃げをしても居場所を突き止めようとします。そのため多重債務と同様に住民票は移すことさえできないため、不利益を被る羽目になってしまいます。

 

夜逃げをする前に考え直すこと

50cf6975fd0488852bdc9e2c2bcd9cb0_s

このように、夜逃げをすると返済する機会がなくなってしまいます。そのため、いつ借金が終わってしまうのかわからなくなり、滞納している借金地獄が続いてしまいます。下手すれば若いうちに何もできない生活で一生を台無しにしてしまいます。

失うものは金銭だけではありません。友人や家族など、あなたと近しい人物との縁も切れてしまい、結局はあなたが頼れる人がいなくなってしまいます。

ましてや闇金からの取り立てはあなた自身だけでなく、家族にまで被害が及びます。夜逃げしたのでは生活だけでなく、良心までも傷が付きます。

 

借金でそうなってしまう前に、インターネットのサイトにある法律事務所に連絡をしましょう。そして返済の目途を立てる、債務整理を行うなどで借金を減らしていき、場合によっては自己破産を依頼して早く借金をなくしましょう。

ブラックリスト入りと成功報酬は仕方ないですが、あなたが居場所を失うよりはまだマシな生活を送れます。

ブラックリストになっても5~10年は借りられないというだけで、それ以外は特に問題なく暮らせます。その後、経営体制を見直す、アルバイトをして生活費を工面する、別の方法で収入を得るなどして、二度と多重債務をしないための生活を送りましょう。

 

時折、闇金融からは「ブラックリストでも借りられる」という誘惑もありますが、そんなことは絶対にありえません。

もし借りたお金が闇金からだった場合は、闇金業者に強い弁護士や司法書士に依頼してみましょう。一部の例外は存在しますが、闇金業者側が「こいつに取立ては意味ない」と感じて手を引いてくれるに違いありません。

 

夜逃げの危機を回避したいのなら今ある借金の現実と向き合ってください。少なくとも友人のように何もかも失いたくないのなら・・・。

 

後書き

いかがだったでしょうか?一度夜逃げなんてしてしまえば、僕の友人が夜逃げをして行方不明になったように、二度と元の生活を取り戻すことができません。ましてや夜逃げをしたことにより、家族に被害を被ってしまう場合もあります。

過去に夜逃げをテーマに制作された映画「夜逃げ屋本舗」なんてものもあり、実際に夜逃げ屋という職業があります。しかし家庭内暴力などの止むを得ない事情で逃げることならともかく、多重債務のことで後先のことを考えると誰も得しません。

 

もしそうなりたくないのであれば、早めに多額の負債は自己破産でなくしておき、ブラックリスト入りの覚悟をしてでも人間らしい営みを守りましょう。

夜逃げをして地獄を見たくないのであれば・・・。

 

また、夜逃げをしようとしてやめた結果、平穏を取り戻した人もいます。その体験談を見て下さい。

 

借金で夜逃げまで考えた田中さん(仮名)

田中さんはとあるラーメン屋で長年働いていました。そのラーメン屋の亭主が、そのうちのれん分けするという口約束を一生懸命信じていました。たしかにそういった約束を破らない亭主ではあったのですが、病気で急死したことにより、事態は一変しました。

ラーメン屋の亭主の、サラリーマンを息子を店を閉めると言いだし、長年働いてきた人をスズメの涙のような退職金で追い出したのです。
その店の土地は近頃土地の価格が上がった場所ですので、それを売ってお金に換えた方が良いと判断したのでしょう。

借金で夜逃げまで考えた田中さん(仮名)02

「追い出した」という言い方は適当ではないかもしれませんが、田中さんにしてみればそういった気持ちになるのも致し方ないものでした。田中さんはすでに50歳になっていました。今さら別の職種で働くこともできません。自分でラーメン屋を開店するために、動き出しました。貯金もありましたし、経験もあります。

中田さんは借入条件の良い日本政策金融公庫の開業融資を受けることに成功しました。この借金だけであれば、田中さんも借金問題を抱えることにはならなかったかもしれません。しかし田中さんにはラーメン屋の他の業種の経験がないことからか、店を売り込むということが苦手でした。美味しかったですし、長年細々とでも続ければ、なんとか軌道にも乗れたでしょう。

しかし全ての貯金も開店に投じてしまいましたので、運転資金の面でバーストしてしまいました。お客を獲得するまでの苦しい時期を、乗り越えることが出来なかったのです。

しかし諦めきれない田中さんは、借金をしてでも店を続けることにしました。開業してしまったあとでは銀行や制度融資、日本政策金融公庫の審査は厳しく、そこからは借りられません。田中さんは貸金業者に手を出しました。

個人としても借りましたし、総量規制が関係ない事業性資金の貸付にも手を出しました。

42eea2e890470effe8653ed4a79ece83_s

そのうち支払いが厳しくなり、とうとう闇金にまで手を出したのです。闇金に手を出す前に、弁護士などに相談をすべきでした。

そのことはなにかの折りに言ってみたのですが、聞き入れてくれませんでした。ごく一般的な借金に関しては、取り立てはあるものの、法律の範囲内ですし、話し合いにも応じてくれます。

もともと店舗は借りているものですから、取られるような財産もありません。店が続けられないほどの状況にまで追い込むを掛けてくることはないものです。しっかり働いてもらい、借金を回収した方がいいということも考えられるでしょう。

とにかく弁護士に代理人となってもらうであれ、自分で行動するのであれ、話し合いで何とかならないものはありません。しかし闇金の場合は違います。全く法律を守らないスタンスの上に成り立っています。

84b804d47da3a694ecedd98f1003de00_s

取り立ても法律の範囲を大幅に超えてきます。田中さんの娘さんの職場にまで嫌がらせを行い、娘さんは退職した上に、とうとう身体を壊して入院してしまいました。

そのことについて心を痛めていた田中さんをさらに追い詰めるため、店に「お前の娘を破滅に追いやってやった」「もっと苦しめてやる」「それが嫌なら金払え」といった張り紙が連日張られました。

いつ張っているのか、それも解らないほど、巧みでした。弁護士に依頼するお金がないことで相談を躊躇していた田中さんでしたが、夜逃げまで考えるようになり、それまでする前にと、追い詰められた末に相談を行いました。

するとその法律事務所は相談料の分割などにも応じてくれましたし、会計士ともつながりがあって、とにかく支払いへの猶予が与えられるような事業計画書の作成や、財務の見直しなどのアドバイスも受けることが出来ました。闇金との窓口にもなってくれましたので、若干時間はかかりましたが解決しました。まっとうな借金は破産ではなく、任意整理の条件変更や払い方変更といった話し合いで解決できたのです。

いかがだったでしょうか?

田中さんも好きでこのような道を選んだわけではありません。結果的に、判断能力がなくなり闇金にも手を付けてしまったのです。

もし、あなたがまだこれを読む力が残っているのであれば、こちらの記事が参考になるかもしれません。

普通の返済は諦めて下さい
>借金が5分の1以下になった裏ワザ<
知らないだけで大損しています!

-必要な知識